天保異聞 妖奇士 第7話「竜は雲に」

説七 「竜は雲に」 
 
俺はただの浮民。それを忘れないだけだ――。 
 
居場所を探しつづけた少女と、罪を背負い生きる道を探してきた男。
どこにいても異なる者だったものたち… 
アトルのエピソード終章です。 
 
「ここじゃないどこかを求める心――。俺には裁けない。
 できることは、妖異を倒すことだけだ」
南町の制止も振りきって往壓は、ケツァルコアトル―雪輪を鎮めに向かう。
往壓の言葉に宰蔵はつぶやく。
「もっと別の、ここじゃないどこか…黄金の国…」
奇士たちも、往壓の後を追う。
それでも南町はアトルを生贄に妖夷を静めようとする。
それを止めに入ったのは放三郎。覚悟はあるかと鳥居に言われても引きません。

宰蔵が神への舞で呼び寄せ、往壓が漢神を取りだして鎮める。
奇士たちは橋に仕掛をつけて作戦開始。
宰蔵の舞に呼ばれ出たケツァルコアトルを見て、アトルは怒っている、自分のせいだと走り出す。
橋からケツァルコアトルに飛び移った往壓だったが、漢神が複数?読みきれず逃げられてしまう。
雲七が現れ、ケツァルの漢神は見えなくなっていると教える。それを見つけるために、自分の漢神を使ってくれと提案。
漢神を抜けば消える…往壓は提案を拒否する。
雲七は、自分は往壓が殺した元の人間でなく、往壓が作った『往壓の中の雲七』だと言う。
そこにケツァルを守ろうとするアトルの声は聞こえる。


いっしょにケツァルの国に帰ると言い出すアトル。
往壓は、ケツァルはアトルが異界を開き作ったものだと諭す。自分が雲七を作ったように。
アトルは言う。暴れるケツァルは自分自身、どこに行っても居場所がなく、全てを壊しどこか別のところへ行きたかった…
「人は、ひとりひとり異なる。だけど、だから平凡なただの人間なんだよ…。
 …別の世界を行って帰ってきたからって格別なにか違うわけじゃない――」

自分のしたことを責めるアトルに、往壓はさらに言う。
「誰でも罪を犯す。あいつも、どいつもこいつも。
 だけど、それでも明日にはまた生きて行かなきゃならない。罪の償いをして、ハイそれで幕。そんな芝居みたいな事はこの世にはないんだ。
 お前はそれが嫌で異界に逃げようとしているだけなんだよ」
それは雲七を殺してから15年かけて得た答えでもあった…。 

往壓は雲七の漢神を取り出す――もう1度、雲七を殺すことに。
雲七から出た漢神は『雲』。それは、雲の中に隠れる竜を現す。竜は天地を司る神、ケツァルが邪悪な蛇から竜に化身できれば――。
雲七は、ケツァルと一つになって抑えるつもりだったのだ。
往壓にだけ見えるものだが、ずっと友だったもの。
「雲七っっ!!」
呼ぶ声が響いた時。ケツァルは雲に消え、竜となり空を翔けた―――。

往壓は浮民の刺青を消さないことに決めた。
「俺はただの浮民。それを忘れないだけだ」

それまでいた見世物小屋を出るアトル。座員から思わぬ暖かい言葉をもらう。
アトルを連れる往壓は、追ってきた玉兵に捕まり、雲七殺しの罪から逃げるのかと言われる。
それを庇ったのはアトル。

「逃げてない。逃げてなんかいないよ。
 この人は忘れなかった自分のしたことを、ずっと…。自分の罪を見つめていた。
 それって辛いことじゃないのか?」

その言葉に、お篠は往壓を追うのをやめる。長い15年…。お篠は雲七のことを忘れ子供と暮していた。
往壓を見るまで忘れたいた自分に腹がたった。ずっと殺したものといっしょにいる往壓はどんな気持ちで過ごしてきたのか…。

放三郎は雪輪は異界に帰り、アトルは処断したと報告。
でも、実際アトルは、元閥のツテで吉原の遊郭に預けられた。女がすべて白粉なので白い肌も目立たないから。ってか着物のアトル可愛すぎ(笑)
咲きほこる桜に求めつづけた黄金の国――日本を見るアトル。
馬の姿に戻った雪輪も小屋に匿われていた。
そして、その中には雪輪と一つになった雲七が。…とうとう馬になって^^;
往壓が作ったものだから、ここが居心地がいい。異界に帰ったりしないと雲七。
その言葉に往壓は笑い出す。たとえ罪悪感から作ったものでも、友が消えなかったことを喜んで――。

往壓とアトル、居場所のなかった二人がいるべきところを得た。
雲七を殺した罪は、ずっとその相手と過ごしてきたことが罰と。
お篠さんは許したけど。自分の大事なものを殺されたひとは、何があっても許さないって思いますけど…。命の代価は命だけ。背負えないほど重い罪…。
半端な謝罪だけでは許されない、だから往壓はお篠に直接の謝罪はなかったのかな?
アトルは安住の地に辿りついたのかな? これからも出てほしいです(笑)
となるとヒロインの座が危機な(?)宰蔵が次回からのメインみたいですね~

次回 第8話「狐芝居」 


http://sobuccoli.seesaa.net/article/27829054.html
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