魔法少女まどか★マギカ 第11話・第12話「最後に残った道しるべ / わたしの、最高の友達」

◆　第11話「最後に残った道しるべ」　

キュウべえの語る、まどかの強大すぎる潜在力の原因。
ほむらが繰り返しまどかを助けようとして干渉したことがトリガーとなり。
各世界の因果がまどかに収束したため。　

インキュベータが人に進化をうながしてきた歴史。
多くの魔法少女が希望を叶え、絶望して逝った連鎖を…。

まどかを契約させるためのキュウべえの嘘かと思ったけど（＾＾；
インキュベータって存在は、全部の情報を話さないけど、嘘もつかないのでしょうね。
固体の感情もない存在ですから。　

「私ね、未来から来たんだよ――」　

訪ねてきたまどかに、あふれ出す思いから、ほむらは願いを話す。
時間を繰り返し、迷子となって最後に残ったものを…。

「あなたを救う。それがあたしの最初の気持ち。
　今となっては、私のたったひとつの道しるべ。
　お願いだからあたしにあなたを守らせて！」　

ワルプルギスの夜にただひとり立ち向かうほむら。
勝つことは絶望的で、それでも戦うしかない…。
諦めれば魔女となるしかないですからね（汗）

ほむらの運命を知り、まどかは避難場所から向かおうとする。
止めるまどかの母に　友達を助けにいかないと堅い決意を答え…。
娘が自分で決めたことに送り出すママさんは娘を信じてるのでしょうね。　

魔女に追い詰められたほむら。
まどかにさらなる因果をもたらすと、時間跳躍することをためらう。
ほむらのソウルジェムが黒く染まりだす…。　

そこに現れたまどかとキュウべえ。
「もういい。　もういいんだよ、ほむらちゃん
　ごめんね、ほむらちゃん――」　

ついに、まどかは――。


◆　第12話「わたしの、最高の友達」　

まどかが魔法少女になると決意してしまった。
それを避けたくて戦ってきたほむらは、今までは何ためにと涙…。　

まどかの契約の願いは？

「すべての魔女を、生まれる前に消し去りたい！」　

過去未来の因果をまどかが全て背負う！？
神になるのかとキュウべえも驚愕しますが。

「これは私の祈り、願い。　
　さぁ、叶えて！　インキュベータ！」　

契約されれば受けるしかないキュウべえ（＾＾；

いずれかの時間軸で、まどかがその願いを巴たちと話したことがあって。
宇宙のルールすらに変えるその願い。
もうまどかは存在自体認識されないことになってしまう。　

それでもいいって　まどかに、巴は魔法少女のコスチュームが描かれたノートを返し。

「あなたが希望を叶えるんじゃない。
　あなた自身が希望になるのよ、わたしたち、全ての希望に――」　

魔法少女となったまどかは、全ての時間をたどり…。
絶望して魔女となろうとする魔法少女たちのソウルジェムを浄化していく。

『彼女たちの祈りを、絶望で終わらせたりしない。
　誰も呪わない。　恨まない。

　すべての想いをまどかが受け取るから。
　だから　最後まで自分を信じて――！』　

他の魔法少女はこれで魔女化からは救われる。
でも、まどか自身に集まった呪いはどうなる…？

宇宙の摂理さえも変える祈りは、宇宙を壊す呪いとなる…！？
しかし　まどかの願いはそれすらも消すこと！　

まどか自身も絶望することはない。
でも　代償としてまどかはもうこの宇宙の一員ですらなくなってしまった…。　

その運命に悲しむほむら。
まどかは、過去も未来も見たことで　ほむらが戦ってきてくれたことを知ったと。

「ほむらちゃん、ありがとう。
　あなたは私の最高の友達だったんだね…」　

まどかを忘れてしまうってほむらに、リボンを渡し…。
最後の言葉を…。

「きっとほんの少しなら本当の奇跡があるかもしれない。そうでしょ？
　いつかまたもう一度ほむらちゃんに会えるから…」　

まどかの　願いで変わった世界。
魔法少女は、不浄が溜まってもソウルジェムは消えていくのみ。
魔女の存在が無くなった世界。

さやかも魔女となることなく。
上條がヴァイオリンを弾くのを見る願いを叶えて逝きます。
まどかは全ての魔法少女の最後を導く存在になってしまったのか…。　

まどかのリボンはほむらの髪に残り。
記憶も継承しえてるようですね。

まどかは子供には見えるのでしょうか。
弟はまどかの絵を描いていました。
見ることはできなくなったけど、まどかは世界に在るのか…。　

魔女って負の運命は無くなり、キュウべえとの関係も少し改善？ｗ
世界のゆがみは、魔獣って存在を生み。
魔法少女の戦いは続くようですが…。

ほむらは、まどかが守ろうとした世界を守り戦うと…。
そして、最後の時にはふたたび、まどかとの再会が待っている…。


１クールで神話を作ってしまいましたね（＾＾；
某神話になれ！　って少年の話は、２クール+劇場４作（予定）でもまだ未完なのにｗ

よく纏めたというか、最初から結末に向けて閉じてく物語構造だからでしょうね。
これが完成した物語の正しい形なのかも。
人気しだいで終りなく続けることになった連載マンガやラノベから失われたものでしょうか。　

どうあっても人の運命は死で終りますから。
最後に救いをもたらすものがあるって答えは、ひとつの希望になりますね。
だからこの結末がいちばんベストでしょう。

せいいっぱい頑張って。
夢や希望が叶っても叶わなくても、最後に満足していければ。
そして、誰かが居てくれたことを覚えていてくれれば。
それでいいのではないかな…。　

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