輪るピングドラム 第18話 「だから私のためにいてほしい」

故人というのは美化されていくものですが。
桃果に関わったものは　みな桃果を崇拝する域まで行ってますね。

それほど桃果が若くして人格を持つ子だったのか。
それとも　誰にとっても心地いいことを言ってくれる存在だったのでしょうかね。
なんとなくエヴァの　シンジを理解するって現れたカヲルみたいですね…。

桃果が消える事件を起こした冠葉たちの父を憎みつづけていた多蕗。
その罰は家族にも向けられます…。

赤い糸とワイヤー。　家族の絆、運命の糸。
演出は独特でいいですようね　この作品。

最終的に　多蕗は陽毬を助けてくれました。
最初からそういうつもりだったのか、懸命な冠葉と陽毬を見て変心したのでしょうか。

利用したゆりに、偽の家族だったのだと言う多蕗。
ゆりは多蕗を叩きます。
少なくとも　ゆりは多蕗を家族とは思っていたのでしょうか…。

対照的に　やっと到着した晶馬たちも寄り添う高倉兄弟＋苹果。
多蕗が欲していたのはこういう関係だったのでしょう。
桃果を失ったことで　多蕗が成れなかったもの…。


（18話終っての期待度＆評価）　

期待レベル　３（おもしろい）：　+30点
ストーリー：３　キャラクター性：４　画：４　演出：４　声優：４　好感度：３　

（総合点：５２）前回５１　　　

家族の絆を考えさせる回でした。
これがこの作品のテーマのひとつなんでしょう。
陽毬がいることで持ってる高倉家ですが、陽毬を助けられないと壊れてしまう関係。
どういうラストになればハッピーエンドに行けるのか（＾＾；

次回　第19話「--」

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