輪るピングドラム 第23話 「運命の至る場所」

16年前の眞利と桃果の対決は相打ちで消滅。
桃果の方は　眞利の呪いで二つに分かたれ　二つのペンギン帽子に…。
眞利は黒兎になったということですか。
世界を呪うか救うかと対極の二人ですが、同等の力を持っていたのでしょうね。
どちらも死者を生き返らせたりしますからね。

桃果の残した日記には、眞利の追放しようとして半ばで終った呪文が示されている。
だから眞利は　他人を使って日記の抹消に躍起になったのですね。

この物語の登場人物たち、苹果や高倉兄弟も　誰かに認めてもらえない子供たち。
子供ブロイラーの透明な存在でした…。
でも　苹果は晶馬と会って姉と違う自分を見つけてもらい。
陽毬も晶馬に見つけてもらって救われた。

冠葉も始めて晶馬と会ってましたが、この二人は認め合ってはなかったんでしょうか。
真砂子を死から蘇らされ　冠葉は眞利のいいなりに世界の破壊に動かされてしまう。
晶馬はそんな冠葉の本当の個を見つけ出せるのか…。

いよいよ残り１話、運命の子供たちは　箱から解放されるのか？


（23話終っての期待度＆評価）　

期待レベル　３（おもしろい）：　+30点
ストーリー：３　キャラクター性：４　画：４　演出：４　声優：４　好感度：２　

（総合点：５１）前回５１　　　

眞利はラスボスなのですが、ある意味この物語の主人公でもありますね。
箱から解放されなかった子供の末路、亡霊になった存在として。
表の主人公・晶馬たちが答えを見つけることで、分かたれてしまった桃果と眞利も解放される。
そんな終りになるといいのですが…

次回　第24話「--」

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